メンター紹介(NPO法人ホッピング 理事長 貫名茜)

「edgeって、どんな人がいるの?」「みんなどんな思いで参加しているの?」

そんな疑問や不安をお持ちのあなたへ。

プレイヤーとして、メンターとしてedgeに参加した皆さんの声を集めました。

読んだ後には、きっと勇気が湧いてくることでしょう。

今回はメンターとして活躍中の貫名茜さんです!

現在の活動

NPO法人「ホッピング」で子育て支援・就労支援・起業支援の3本柱で活動しています。対象としているのは、子ども、というよりも親。それは、お母さんの自己肯定感を高めることの大切さ、その居場所と役割の必要性を感じたからです。子どもの成長に合わせてお母さんたちのステージも変化していきます。ですから、子育て支援から始まり、社会復帰を目指す就労の支援、自分の強みを生かし、イキイキと働く人を増やすための起業の支援が必要だと感じ、現在に至ります。

edgeとの出会い

2010年ごろ「ホッピングを作りたい」と思いたち1年後に起業しました。その準備段階で、「社会的企業創業支援ファンド」に応募し審査を通過。その審査に携わっていたのが現在のedgeのメンターの方たちでした。無事に起業したあとは、とにかく夢を実現することに向かって必死に活動をしていました。そんな中、edgeの事務局の方から「若手の社会起業家の支援をしてみないか」という連絡をもらいました。「面白そう」とピンときて…メンターとして合宿に参加することを決めました。

メンターとして心がけていること

プレイヤーの皆さんのプランがよりよくなるために、とにかく一緒に考えることです。あとはその人の背景となるものに耳を傾けることを大切にしています。どれだけ一緒に考えたり悩んだり、アドバイスをしたりしても、実際に行動をするのはプレイヤー本人。だからこそ、その人のもつ空気感や、ビジネスプランにかける思いの裏側に注目するようにしています。なかなかうまくいかない原因の一つに、目には見えない背景があったりするんですよね。

プレイヤーとの印象的なエピソード

メンターとして初めて合宿に参加したときのことでした。担当していたプレイヤーの方が思わず泣いてしまったことがあって。別室に移動して、私はとにかくその方の話に耳を傾く事に徹しました。本当に色々な経歴をもつメンター陣と、そして負けないくらい個性の強いプレイヤーたちが一堂に会する合宿。なかなかカオスな空間ですよね(笑)。だからこそ、自分ができる役割をその時々に合わせて果たすようにしています。

edgeを一言で表すと

「変人の集まり」だと思います(笑)。もちろん良い意味ですよ。熱い思いをもっていて、こだわりが強い人たちばかり。でもとてもフラットな良い空間だと思います。メンター同士も、メンターとプレイヤーもフラットな関係です。ずっと続いて欲しいビジネスコンペだと思っています。

こんな人にedgeはおすすめ

周囲に「助けて」と言えない人。社会のために頑張っているのに、孤立してしまっている人が案外多いのかなと思います。edgeには自然とフィーリングが合う人が集まっています。きっと社会をよりよくしたいという純粋な気持ちをもつ人たちが集まるからでしょうね。自分の思いや考えを言葉にして伝えていくことで、より本質に近くことができるはずです。

 

スタッフさんと貫名さん(右)