「edge」(エッジ)とは、Entrance for Designing Global Entrepreneurship の略。直訳すれば、「グローバルな視野に立つ起業家をデザインする玄関口」。この訳語からも連想できるとおり「若者たちに向けて、社会起業家へとつながる扉を開く『きっかけ』、『チャンス』を、ビジネスプランコンペという取り組みを通じて提供したい」という、我々の「想い」が込められています。
通常のコンペとは異なり、プランの完成度や実現性を高めるブラッシュアップの機会を提供します。さらに、そのプロセスを通して、起業家や起業家を支援するサポーターとのネットワークや社会起業に挑むプレイヤーとの出会いが生まれます。若き社会起業家を育てるコミュニティづくりも「edge」のめざすところです。
2004年6月、コンペの開催にあたって、既に社会起業家として活躍している者や社会起業家を支援する仕事をしている者が集まり、「edge実行委員会(実行委員長:田村太郎)」を結成し、過去15回以上コンペを開催してきました。
また、2008年4月には、これまでの活動やネットワークを高め、社会起業家の育成・支援を強化するため、特定非営利活動法人化いたしました。
2010年~2012年は、「社会的企業創業支援ファンド」(内閣府・地域社会雇用創造事業交付金事業)を実施し、資金的なサポートも実施。31名の起業家を支援しました。
また、2012年~2013年は、NPO法人石巻復興支援ネットワークと連携し、宮城県内で復興のための起業する女性や若者への起業支援事業「やっぺす!起業支援ファンド」(内閣府復興支援型地域社会雇用創造事業)に取り組みました。
これからもedgeは、社会起業家自身が集まり事業運営する組織として、その特徴を生かした事業を展開していきます。
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組織構成
専務理事 能島裕介(NPO法人ブレーンヒューマニティー 顧問)
最高顧問 田村太郎(一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事)
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〒530-0001 大阪市北区梅田1-3-1
大阪駅前第一ビル6階103号室 株式会社レーベル 内
お問い合わせ→ jimukyoku@edgeweb.jp
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大学入学後、ふとしたきっかけで障害をもつ男性の入浴介助に携わるようになる。その後、知的障害をもつ人々やその支援者と出会い、知的障害者の余暇支援を行う学生サークル「さあ!来る家(け)」を立ち上げる。2001年、かつての仲間とともに障害のある人、高齢者、子どもたち、またその家族などに対して生活支援事業を行う「NPO法人み・らいず」を設立し、すべての人々が地域社会においてあたりまえの生活を送ることのできる新たな福祉社会の創造に取り組んでいる。edge2005コンペに出場し、2006年から参画。
大学在学中に、BrainHumanityの前身となる「関学学習指導会」を設立し、阪神・淡路大震災で被災した児童への無料家庭教師を通した支援活動を展開する。その後、現在のBrainHumanityを発足し、若者による多様な価値の創造と子どもたちへの多様な価値の提供を目指して活動を展開している。非営利組織、特に学生や若者を主体としたNPOのマネジメント支援を専門としている。edgeには2006年から参画。